「2025年問題」とは、国連教育科学文化機関(ユネスコ)などが2019年に「マグネティック・テープ・アラート」2025年までに磁気テープをデジタル化しなければ、中のデータが永久に失われかねないと発した警告の2025年という年に、ついになってしまったことでテレビなどのメディアやダビング業社により広く周知され話題となっています。ではこの2025年という数字の根拠はどこにあるのでしょうか?
諸説ありますがビデオテープの寿命はおよそ20年~30年といわれております。ではビデオテープは発売から何年が経過しているのでしょう
・VHSは1976年に発売を開始され2025年まで約49年が過ぎました。
・VHS-C:1982年発売から現在まで43年
・Hi8:1985年発売から現在まで40年
・DV/miniDV:1995年発売から現在まで30年
ではなぜビデオテープが永久に見れなくなるなどとユーザーを煽りデータ化を急がせるのか!?ビデオテープが見れなくなる理由は寿命といった経年劣化だけではありません。
国内唯一のVHSデッキメーカー船井電機は最終機種(DXR170V)を2016年に7月に生産を終了しました。現在の9年も前にビデオテープの再生デッキはもう生産されていないのです。 Hi8はのデッキはもっと前、およそ2011年に最終機種GV-D200・D800を最後に生産完了しております。すでに14年が経過しております。 現在再生する方法は、中古のビデオデッキを購入するか今あるものをメンテナンスしながら使用するしかありません。もちろんメンテナンスができる技術職人の方もどんどん撤退しておりますので、いずれも日に日に厳しくなっていきます。
ビデオテープは湿度の高い環境に放置しておくとカビが発生します。カビはカビ取りの処置を行えばほとんどは再生が可能ですが、カビの浸食がすすんだテープはテープの表面の磁気がはがれてしまったり、癒着しテープが裂けて切れてしまうといった問題が発生してしまいます。
ビデオデッキの生産が完了していることは先にご説明させて頂きましたが、デッキの生産が完了しますとメーカーがデッキの修理もやめヘッドなど各パーツも中古市場にも徐々になくなりメンテナンスが出来なくなってしまいます。これは遠い未来ではなく近い将来そうなることが予想されます。またビデオデッキには相性がありテープの状態が完全ではない場合にAのデッキでは映像がでないがBのデッキではでるといった事がよくあります。ですのでダビング業者はVHSだけでも複数台の機材を保有してサービスを行わないと良質なサービスを行うことが出来ません。しかし、その機材の確保もどんどん難しくなっていきますので、ダビングをご希望のお客様は出来るだけ早くダビングを行うことで良質なダビングサービスを利用することが出来ます。
低価格ながら高画質を追求しDVD・ブルーレイ・HDDなどのデータ化など多様なメディアへのダビングが可能、また記録時間は無制限となり120分の記録でも360分記録されていても追加料金はございません。機材のメンテナンスやカビ取りなど自社で行うことによるコストカットと作業の分担などによる効率化を行い低価格で安心のダビングサービスをお届けできるよう日々努めております。
先述しました通りビデオデッキには相性があり一台では相性の確認ができません。PAMではminiDVの業務機材からHi8・デジタル8、またS-VHSのハイエンド機など100台以上のビデオデッキを保有しダビングを行っております。
ビデオテープのダビングには経験がないと判断できない事がたくさんあります。ノイズの種類もたくさんありテープに傷がある場合のノイズ、相性の問題によっておこるノイズ、もしくは機材の不具合などこれが分からないと良質なダビングサービスをお届けすることは出来ません。PAMではしっかりしたダビング技術を持ったスタッフが責任を持ってダビングを行っております。

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